2026.05.20
【千葉県松戸市・古家付き土地】連絡の取れない共有者がいる土地の持分を約2か月で売却
※掲載の金額は過去の事例であり、物件状況・権利関係・エリア等により査定結果は異なります。
今回ご紹介するのは、千葉県松戸市の60代男性の事例です。複数の親族と共有名義になっている古家付き土地について、共有者の一部と長年連絡が取れないまま状況が止まっていましたが、持分売却という選択肢を知り、約2か月で問題を前に進めることができた事例を紹介します。
弁護士対応も検討した古家付き土地
CASE PROFILE
所在地 | 千葉県松戸市 |
相談者 | 60代男性(相続人・複数親族との共有) |
物件種別 | 共有持分(古家付き土地) |
相談〜成約 | 約2か月 |
売却金額 | 120万円 |
両親が亡くなり、兄弟や親族数名と共有名義になった古家付き土地。自分は「できれば早めに処分したい」という考えでしたが、共有者の中に何年も連絡が取れていない人がいました。所在もはっきりせず、全員の同意を得るのは現実的ではない状況でした。
また、全員の話がまとまらないと何もできないと思っていたので、何年も手をつけられませんでした。それに加えて、近隣の方から草木の管理や建物の老朽化について声をかけられることも出てきて、このままにはできないとは感じていました。
他社の不動産会社にも一度相談しましたが、「共有者全員が揃わないと難しい」の一言で止まってしまいました。将来的には共有物分割請求など、法的な手続きも必要になるのではないかと考え始め、弁護士への相談も視野に入れるようになっていました。
当時抱えていた問題
共有者の一部と長年連絡が取れておらず、全体売却の話が一歩も進まなかった
建物が古く管理状態も良くなかったため、通常の売却が難しい状態だった
将来的に弁護士を通じた共有物分割請求が必要になるのでは?と不安を抱えていた
担当者の声
「共有者全員と合意できなければ動けない」という思い込みは、こうした状況を長期化させる大きな要因のひとつです。しかし実際には、全員の合意を待たずとも、自分の持分だけを売却するという選択肢があります。問題が複雑に絡み合っているケースでも、まず「今、自分だけでできること」から動き始めることができます。
転機は「弁護士の前に、できることがある」と知ったとき
ある日「共有者 連絡取れない」「共有物分割 持分売却」などのキーワードで検索してみました。当時、弁護士費用や法的手続きの複雑さに気が重くなっていた時期だったからこそ、「弁護士対応が必要になりそうな案件でも相談できる」という一文が目に留まりました。
「法的手続きに進む前に、持分売却という選択肢があるのかもしれない」——そう思い、まず話だけでも聞いてみようと問い合わせをしました。弁護士への相談よりも、まず現状の整理から始められるかもしれないと考えていました。
共有持分の売却までのプロセス
STEP 01 初回相談・状況整理
持分割合・共有者の人数・登記状況を一緒に確認してもらい、全体売却と持分売却の違い、そして全員の合意が得られない場合の選択肢についても整理してもらえました。弁護士に行く前に、できることがあると分かって少し楽になりました。
STEP 02 価格と状況の説明
建物の状態・現地の管理状況・買取後に想定される対応についても丁寧に説明してもらいました。金額は高くありませんでしたが、今後の対応や弁護士に相談する可能性も含めて整理してもらえたので、ようやく一歩進めた感じがしました。
連絡が取れない共有者がいるということ自体、どこに相談していいかもわからず、「弁護士しかないのか」と思っていたんですが、まず持分だけで動けるという選択肢を知れたのが大きかったです。
必要に応じて弁護士への相談につなぐ流れも案内してもらい、今後の道筋が初めて見えてきました。
STEP 03 書類確認・専門家連携
登記情報・現地状況・共有者関係の確認を経て、弁護士への相談も視野に入れながら、まず持分売買として手続きを進めていくことになりました。
司法書士との連携も含め、自分自身が直接動く場面は思ったより少なく、何をすべきか都度教えてもらえたので、迷うことがなかったです。
STEP 04 成約
相談から約2か月で持分の売買が成立しました。「全員の話がまとまらないと前に進めない」と思っていたので、この成約は単なる不動産売却以上の意味がありました。少しでも前に進んだことに、正直ほっとしています。
担当者より
共有者の一部と連絡が取れない、建物が老朽化している、近隣にも影響が出ている——そんな今回のケースは、複数の課題が重なった複雑な状況でした。
こうした場合、いきなり法的手続きに向かう前に、「まず持分売却として整理できることはないか」を検討することが、結果的に時間とコストを抑えることにつながります。価格が低くなる理由や、持分売却後に想定されることも含めて正直にお伝えすることで、納得した上で判断していただけました。「一歩進めた」というお言葉が、私たちにとっても大きな励みになっています。
事例がわかる「共有持分」の知識
共有者全員の合意がなくても、自分の持分だけで動ける場合がある
弁護士対応の前に、持分売却という選択肢を検討できる
連絡の取れない共有者がいるケースでも、相談の入口はある
管理できていない空き家・古家は、いつか周囲への影響を及ぼす
担当者
主任
本橋 陽加里
売却・買取・活用など、ご事情に合わせた選択肢をご案内します。相続・空き家・共有名義など「何から相談すればよいかわからない」段階からでも安心。最初から答えが決まっていなくても、一緒に整理していきましょう。
リストに戻る
